とある眼科医のつぶやき

とある眼科医は日頃の診療で患者さんから質問されることに答えたり、眼に関する役立つ知識を提供します。

インフルエンザ予防するには?

こんにちは。ドクターKです。

 

今から違う病院へ当直に向かう途中で書いております。今日もインフルエンザが多いんだろうなと思いながら…

 

さて、今回もインフルエンザの予防です。参照したのはアメリカのCDC(疾病対策予防センター)のサイトを参照しました。

Preventing the Flu: Good Health Habits Can Help Stop Germs | CDC

 

このサイトでは推奨する予防方法が6つ、そして学校や仕事先でできることを紹介しています。

 

早速見ていきましょう!

1.ワクチン接種

これはしないとダメです!というかした方が良いです。僕が以前ブログで書いた通り、子どものインフルエンザ関連死の多くがワクチン未接種でした。

 

関連死とまでいかなくても、インフルエンザの重症化のリスクを減らすと考えられていますので推奨されます。

 

2.病気になったら家にいる

出たくないよ!と思う方が多いと思いますが、働いている方は重要な会議があるとか何とかで勤務のため会社せざるを得ない方もいるでしょう。

 

ですが、もしインフルエンザを会社で蔓延させてしまっては他の会社員がやるはずだった業務が停滞し結果的に会社の業績が下がる、あるいはプロジェクトがストップしかねません。しかも、それが複数人になっては目も当てられません。

 

学校や他のコミュニティでも同様のことが言えます。

 

3.口と鼻を覆う

インフルエンザはくしゃみなどで感染が広がりますが、一番な簡単な方法はマスクでしょう。また、感染しないためにもマスクは非常に有用です。

 

僕みたいな引きこもりはそもそも感染しないし、感染させられないからいいですが、外出したり人混みの中を行くときはマスクをするのをお勧めします!

 

4.手を清潔に

手洗いですね。基本だと思いますが、意外と手洗いした気になっても病原菌は残っているものです。

 

そこで、多くの病院が行なっているのが

 

衛生的手洗い

 

です。洗い方は衛生的手洗い - YouTubeを見るとわかりやすいと思います。

 

5.目や鼻、口は触らない

この目や鼻、口はウイルスが外界に出る通路です。だから、ここを触ると感染する。

 

当たり前のようですが、意外と

 

 

は触ってしまいがちなので注意しましょう!

 

6.他の良い健康習慣を!

1〜5はインフルエンザ対策の基本ですが、日頃から適度な運動、十分な睡眠、ストレスを管理し、水分をよく取り、栄養のある食べ物を食べる。

 

こういった習慣は健康な生活には必要ですよね。インフルエンザにかからないために重要です。

 

以上1〜6の6つの項目、皆さんはいくつクリアできていましたか?

 

僕は一応全部!(…良かった笑)

 

一つ一つは簡単なことですが、なかなか習慣にするのは難しいことですよね。

 

まずは一つでもいいので続けることが大事です。ぜひこれらのことを習慣化してみてください!

 

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