とある眼科医のつぶやき

とある眼科医は日頃の診療で患者さんから質問されることに答えたり、眼に関する役立つ知識を提供します。

霰粒腫

霰粒腫について


・マイボーム腺の出口閉塞し慢性炎症をきたしたもの。
・通常は無菌性
・疼痛や発赤は乏しい
※感染により周囲に炎症が広がった場合は急性霰粒腫という
・高齢者で同部位に再発を繰り返すなら悪性腫瘍の可能性がある。
疫学
・乳幼児から高齢者まで幅広く分布
治療
・小さいなら経過観察
・大きいなら治療する。
具体的には、
ステロイドを腫瘤に注射
②ope:皮膚側から切開→眼瞼縁に平行、結膜側から切開する→眼瞼縁に垂直に切開する
・感染があるなら感染の治療も