ピコ?いえPICOです。
こんばんは。ドクターKです。
最近、EBMに興味が出てきて、EBMの本を読んでいます。EBM自体難しいのにそれを解説する本となればさらに難しいと思いきや!平易なことばで書いてあるが、内容はかなり充実しています。
この本
さて、最近は世の中の科学を扱わない人でもその根拠は何かを求めるようになってきました。これは情報化社会、AI、SNSが普及した現代で、正しい情報を得るためには非常に重要なことです。
とはいえ、ネットで論文を調べる人は少ないかと思います。その原因の一つにどうやって論文を調べたらいいかわからない人がいるのではないでしょうか。
そこで、簡単な方法を紹介します。それがタイトルにあるPICOです。
昔流行ったゲームPICO
ではなく・・・
Patient(患者)or Participate(参加者)or Problem(問題)
Intervention(介入)
Comparison(比較)
Outcome(結果)
の略で、これを基本にすると論文を探す参考になります。
例えば、肥満な人を集め(P)、運動させる(O)、食事を変える(O)などの集団に分け(C)、いかなる介入をすれば効率的に痩せることができる(O)か。
といった具合です。もちろん、PICOじゃなくてもよいと思いますが、何かしら型を決めて文献を読むことがバラツキない知識が得られると思います。
僕はPICOを利用してからだいぶ効率的に良く論文読めるようになっています。
ぜひ皆さんも活用してみてください!
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